性行為で性病になる確率

口唇ヘルペスは性感染症ではないと言われていたが、性行為の多様化により、性器間のみでなく口を介した感染例もしばしば見られ、したがって現在この区別は意味がないです。

性器ヘルペスは主に性行為または類似の行為で感染し、HSV-1の初感染はオーラルセックスによる感染が多く、性行為で性病になる確率、また感染源と考えられる約70パーセントの性行為パートナーが無症状であるといわれています。

単純ヘルペスウイルスは経産道感染により垂直感染を生じ、特に分娩時に性器ヘルペスを発症すると新生児ヘルペスを起こす可能性が高く、その死亡率は20から30パーセントとされています。
母子感染(垂直感染)は初感染の場合生じやすく、再発例ではわずかしか生じないです。
母体に性器ヘルペスを認める場合の分娩時には、帝王切開による娩出が勧められています。

通常、診断は、外性器の臨床症状(初めての潰瘍性または水庖性病変)および病変部からのヘルペスウイルス抗原検出によってなされます。

ウイルス検出の検査は、ギムザ染色による顕微鏡検査、特異抗体によるウイルス抗原の検出(蛍光抗体法)、ウィルス遺伝子検出、ウィルス分離、血清学的検査によって行われます。

治療はできるだけ早期に十分の量の抗ウィルス薬(アシクロビル、パラシクロビル、ビダラビン)を投与することにより行います。

初感染の場合、軽症、中等症の場合は内服で、重症および免疫不全の場合には点滴による投与を、再発型で軽症の場合には、薬ネット販売で抗ウィルス薬軟膏の塗布また貼付で行われる場合もあるが、それ以外は内服による投与を行います。

潜伏感染したヘルペスウィルスは抗ウィルス薬が効かず、一応治癒しても再発を繰り返します。

一方、固定したカップル間での感染率は1年間に約10パーセントといわれており、パートナーの追跡調査も必要です。